かぷかぷの2020年度も暑ーい夏から生き物の活動が活発になる秋に少しづつ移り変わろうとしています。
突然ですが、私自身がボランティアからスタッフを経験して感じたことを少し綴らせていただければと思います。
現在スタッフとして携わらせていただいている私も、2018年春先にボランテイアとして、参加させていただいたのがかぷかぷとの出会いでした。
私は青梅に来る以前にも、障害や病気のある方の自主活動や支援団体さんにボランティアとして携わっていた中で、地域の福祉やこどもたちと関わることに関心がありました。そして転居してきて間もない頃、土地勘もなく知り合いもいない中でも、何か経験を生かすことができないかと社会福祉協議会のボランティアセンターさんの募集の記事を通してかぷかぷの存在を知りこれだ!と思い、応募させていただきました。今思えば何処かに「つながり」を求めていたのだと思います。
参加して当初は代表の小川さんのお子さん達の見守りのお手伝いでした。その時教えていただいたのが、ゆったり見守ること、寄り添うこと、これも大きな気づきのひとつでした。
別の市で小学生・中学生と関わるスクールソーシャルワーカーという仕事をしながらでしたが、そこで会うこどもたちの育ちと関連させてかぷかぷでもみなさんと関わりたいと感じていました。
四季の豊かな自然の中で、暖かく迎えてくださる皆さんと触れ合うことで、とても心地よく過ごすことができ、だんだん青梅という地域とコミュニティが好きになっていく自分がいました。こどもたちを見守る地域の大人のひとりでありたいと思うと同時に、緩やかな繋がりの中で自分自身が支えられている、そんな風にも感じました。
ここでは、その日の活動が参加者さんやスタッフみんなで作られている、ボランティアとしても自分もその一員になれているという嬉しさもありました。
そんな中、代表の小川さんからスタッフになってみないか、という声をかけていただき、最初は自分に務まるだろうかと不安で一杯でした。そんな私を皆さんは暖かく見守ってくださりました。おかげでスタッフとして事務作業を任せていただく中で自分の得意分野を活かした役割に気づくことができ、新型コロナウィルスの感染対策のための野外活動休止中には慣れないながらも、わらべうたやクラフトの動画の配信に挑戦しました。活動再開後には、そのわらべうたを実際に朝の会で取り入れて参加者のみなさんと一緒に楽しんでいます。
何よりも、ボランティアからスタッフになり、より深く皆さんと関わる機会が増え、自然の中での親子の関わり、こどもの成長や発達についても、大事な気づきがたくさんあります。
それもやはり継続的に携わらせていただいているからこそだと感じます。そして定期的に会うことで、こども達もお母さん達も覚えてくれて、お互いが楽しく過ごせるようになります。
幼少期のこどもにとって、いろんな大人との関わりや親子の時間は、とても大切なものだと、かぷかぷ親子や小学生・中学生と接していて、感じることが多くあります。大人にとっても同じだと感じます。
また、私自身、大変さを抱えてなんらかのサポートやつながりを求めてかぷかぷに来てくれているみなさんの支援に、ソーシャルワーク的な視点をもっともっと活かしていけたらと思います。
継続して定期的に携わっていただく中で、一緒に「自然の中で楽しいをつくるちから」を育む場を応援していただける方、是非お待ちしています♫
スタッフ さやか
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